ちくちく・・・

早川ユミさんの『種まきノート ちくちく、畑、ごはんの暮らし』出版を記念して行われている 
まえかけとバッグ展を観に恵文社へ行ってきました。


作品を拝見して色の綺麗なこと、丁寧に愛情を込めて ひと針ずつ
ちくちくされている物をみて感激しました。

洋服もバッグも どれも働き者〜って感じの作品で
がんがん着て ザブザブ洗って。。。だんだん自分の体にピッタリと合って
生活に溶け込んできそうな物ばかり。


今回は 拝見する事だけでなく 出版記念のサイン会代わりにと
ユミさんが 直接ちくちくを指導してくださり エプロンを作るワークショップもあり
お正月前に申し込んでいた私は うきうきした気分で出かけました。



布(麻)と針と糸があれば アイロンもしつけも不要で
ただ ひたすらちくちく…そして ちくちく…

細かい事は 全く気にせず 無心でちくちくしたら
こんなに素敵なエプロンが仕上がりました。


私を含め6人が参加したのですが 遠くからは高山から来られていました。
年齢も仕事も 住んでる場所も全く違いますが
あの2時間ほどを共有するために集まった事は
なにか『必然』であったのかと…


ユミさんが 暮らされている高知の谷相と言うところには
代々 受け継いで作ってる『ちゃ豆』というお豆があって
それは お店では売っていないらしいです。

だから その住人が先人から譲り受け育てて 収穫して
また次世代の人に〜と 繰り返して
今なお 大切に栽培されてるらしいのです。

これが その貴重な『ちゃまめ』


ユミさんは 今の時代 人と繋がっていく事が大切だと仰います。
そして 『食』、
誰かの為に美味しい物を作る事も大切だと
貴重なお豆の鞘を持ってきてお話してくださいました。


この谷相で代々 作られているお豆は 人と人を繋ぎ
それで且つ 美味しい物も食することが出来て
色んな人を幸せにする物なんですよね。


エプロン作りのワークショップが…

今後 私もお料理で 色んな人を幸せにして
繋がっていければ・・・

そして 
何より かねてから『食』の大切さを思ってますが
改めて
自分の方向性が これでいい!って
気づかされた貴重なWSとなりました。