doucement2009-01-06

実は お正月は大晦日に胃腸に来る風邪をひいて
飲まず喰わずにいました。
折角つくったお節も 食べられず
お正月気分も味わうことなく終わってしまった・・・


まだ 松の内だけど
なんだか 今年は年が明けてないような気分。



でも、今日は気合をいれて作りました。


ガレット・デ・ロワ


今日は épiphanie エピファニーと言って
東方の三博士の来訪によって キリストが神の子として
世に公に現れた事を記念する日です。


その日に食べるお菓子がガレット・デ・ロワなのですが
昔は中に そら豆=フェーブ/fèveを1個入れ作られました。

人数分に切り分けられたケーキは
一番年下の人(子供)がみんなに配り
フェーブが入ってたケーキに当たった人は
その年 王様または王女様になれ、
紙で作った王冠をかぶり みなに祝福されるわけです。


私はクリスチャンでは ないのですが
どうしても このお菓子は毎年 作っています。

中には もちろんフェーブも入れて〜

今年は 12月にフランスから取り寄せたのです。



どれも2センチ弱の 小さな陶器製なんですよ。


そして
何度か このblogに既に登場した
このエッフェル塔も 実はフェーブです。


7つのパーツからできているパズルになっています。



このケーキは パイ生地の中に
ラム酒のきいたアーモンドクリームがたっぷり入ってます。
これが もう最高なんです。

美味しくて 楽しくて〜
クリスチャンじゃなくても エピファニーだけじゃなくても
しょっちゅう作りたい、食べたいですよね〜