素晴しい・・・

先日 キリスト教にまつわるケーキを作りましたが
今日は 日本では『鏡開き』の日です。


一家の円満を願う行事とされていて
お正月に年神にお供えした鏡餅を割り
お汁粉やお雑煮などに入れていただきます。

(本当は包丁で切るのではなく 手でちぎるか、木槌で割ります。
『切る』と言うのは 切腹を意味するので忌み嫌われていましたから)


我が家では 毎年 お汁粉を作ります。
実家では 母や祖母の時代から
ずっと そうでした。
み〜んな お豆さんも大好きでしたし
甘い物にも目がありませんでしたから。

 
そして、
以前にも blogで書きましたが
お豆をコトコト煮るのは
私にとって とっても大切な事で
気持ちが優しくなって 幸せな気分にさせてくれるのです。
ちょっとした精神安定剤なんです。


土鍋で極弱火で とろとろ煮ていると
部屋中に温かい 平和な空気が流れます。



出来上がったお汁粉を ガラスのお茶碗で・・・

質素な食べ物だけど
何とも言えぬ贅沢な気分になるのです。


日本には このように素晴しい習慣があるので
大切にして行きたいと思っています。
先人に感謝しつつ・・・